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医療保障の目安の考え方

投稿日時
2010.01.28

自分が入院したらいったいいくら必要になるんだろうと
不安になったことはありませんか?
そんな疑問に今回お答えしていこうと思います。

 

入院にまつわる費用はこの3つに分類して考えるといいのかもしれません
1.健康保険の対象になる医療費の自己負担分
2.健康保険対象外になる諸雑費
3.所得の下がった分を補うおカネ

 

これらを補える金額が理想とされます。

 

まず、
1.の健康保険の自己負担という項目で実際いくらかかるのか考えていきましょう!

 

健康保険の自己負担分のカギは「高額療養費制度」。
100万円の医療費がかかるとすると自己負担は3割だと30万円かかりますが、
自己負担が一定ラインを超えると健康保険が医療費を負担してくれます。

 

実際は一般所得者の場合は月87,430円ですみます。
日額3,000円から5,000円程度の負担になります。
 
2.の諸雑費を考えましょう。
これはどんなものかといいますと、入院の食事代の一部、
交通費などの雑費、個室などの差額ベッド代、先進医療費などがあります。

 

なかでも、長期の入院になりますと差額のベッド代はひびきます。
私の経験上、長期の方は他の人との共同生活に精神的苦痛を伴いますので、
個室を希望される方が多く見られます。
大分県でも差額ベッド代として日額3,000円~5,000円の出費が重なると
考えていいのではないでしょうか?

 

但し、病院側の都合で(一般病棟で空きが無い、治療上必要処置で・・・)
では徴収はございませんので、ご安心ください

 

1・2を考えていきますと大体1日の入院が6,000円~10,000円の
数字が必要になってくるのが見えてきます。

 

3.貯金の少ない人や生活に余裕が無い人は、
特に入院している期間の収入減も加味された方がいいと思います。


健康保険の被保険者は、最長1年6ヶ月間、
標準報酬日額の3分の2の保障がありますが、国民健康保険にはありません。

 

そのため自営業者は所得を保障できる保険日額をアップしてカバーしたほうがいいでしょう。

 

医療保険は、保険に入っている人の年齢や性別、健康保険の種類でも、
保障の金額や、保障を手厚くする部分の項目が違ってきます。

 

現在入っている保険が、いざというとき具体的にいくら払ってもらえるのか
ご自身やご家族の保険証書を目で見て確認すること。
それが、保険を考えることの第一歩につながります。
 

プロフィール
足立 弘樹
財務資産コンサルタント


個人保険・ライフプランシミュレーションで、個々にあった

保険や貯蓄のコーディネートを行います。

「ほけんの110番!!」パークプレイス店に勤務。

おすすめネットおおいたの「ママの知恵袋講座」でも

おなじみの講師でもあります。